大学院でうつ病を発症しました
こんにちは、限界理系大学院生Mです。
記事の更新は約3年ぶりとなります。
というのも、前回の記事の投稿後に大学の研究室に配属されて忙しくしていたからです。
現在は大学を無事卒業し、大学院生をやっております。
今回はそんな研究室にまつわる私の現状について書こうと思います。
単刀直入に言うと、大学院でうつ病を発症させてしまいました。
まあ、「大学院生×うつ病」は割とよく聞く話なのですが、やはり当事者となってみると辛いものです。
自分用の備忘録といった意味合いも含めて、以下では次の内容について書いていきます。
- どうしてうつ病を発症するに至ったのか
- どんな症状に悩まされているのか
- どのように治療しているのか
少し長くなりそうですが、お付き合いいただけると幸いです。
1. どうしてうつ病を発症するに至ったのか
原因は一つに絞ることはできないのですが、オーバーワーク、自分自身に厳しくしてしまう癖、孤独な環境、就職活動、等々がタイミング悪く重なってしまったことが原因だと考えています。
企業との共同研究のテーマを担当しており、しかも研究室のマンパワー的な都合からそれを自分一人が背負うことを余儀なくされておりました。
これが自分の中でもかなりのプレッシャーとなっていたのですが、そこにコロナ禍の慣れない就職活動での苦戦が重なりました。
なんやかんや就職活動は無事終わり、研究も何とか進めていたのですが、知らず知らずのうちに蝕まれていたようで対人恐怖症を発症してしまいました。
その後、研究室にも時々行けなくなってしまい、心療内科を受診したところうつ病と診断を受けました。
2. どんな症状に悩まされているのか
自分自身が意識できるような症状としては対人恐怖症が主でした。
しかし、自分では意識できていない軽い症状が出ていることも指摘されたことによって判明しました。
出ている症状を列挙すると次のようなものが挙げられます。
- 対人恐怖症
- 躁鬱状態
- 集中力の低下
- 神経質になってしまう
- 部屋の掃除をすごく細かくしてしまう(元はそんなに綺麗好きではない)
- 部屋の片づけを異常にしてしまう(元は結構ルーズでおざなり)
- 歯を完璧にきれいにしたくて歯磨きを30~40分してしまう
- 歯の汚れを落としたくなって爪楊枝を10~20本無意識に使ってしまっている
- 変な癖?がついてしまった
- 貧乏ゆすり
- チックのような症状(強く瞬きしてしまう)
- 人に気を遣いすぎてしまう
- 研究室からの連絡メールに異常に敏感になり、恐怖を感じる(メールの着信音だけでビクビクしてしまう)
- 心配性が加速した
- 完璧主義
「うつ病」と言われてそれっぽい症状から、傍からみると笑ってしまうような変な症状まで出ています。 ただ、大学院に入るまではこれらの症状は出ておらず、この病気由来の症状なのかなと考えております。 要するに、結構気づきにくいような兆候として鬱の症状は出てしまうので、酷い状態になるまで自分自身でも気づくことができないのかもしれません。
3. どのように治療しているのか
心療内科の医師曰く、とりあえず環境を変えるしか治療法はないみたいです。
そのため、現在はしばらく研究室にお休みを頂いて研究とは関係のないことをしています。
(というより、「研究をしない」ということが治療にも繋がるのであえて研究に関係することはしないようにしています。)
また、症状を和らげるという観点からお薬を処方頂きそれらを服用しております。
以上、今回の記事では備忘録も含めて現状と病気の症状について書きました。
特にここで記載した症状については数か月後に振り返ってみて、それぞれどの程度改善されているのかということも確認してみたいと思っています。